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柴田愛子 保育のホンネ 子どものその行動、 止める? 見守る?

大人からすると危ないことを「どうしてやりたいの?」と考えるのが保育

1歳児の担任をしている保育者から、「子どもに『ダメ』と言っても椅子にのぼったりして、危ないことばかりするんです」と相談されたことがあります。それくらいの年齢の子どもって、のぼることが好きですよね。高いところを見つけてそこからジャンプするのも大好きです。特に最近では、そんな姿を見つけて「危ないからダメ」「それはまだ無理」とストップをかけようとする保育者が増えているように思います。

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お話をしてくれた人

柴田愛子

柴田愛子

1948年東京都生まれ。保育者。1982年元保育者の仲間3人で子どもに関わるトータルな仕事の場「りんごの木」を創設。「りんごの木子どもクラブ」で幼児保育を行うほか、造形、音楽などの教室を開設。保育のかたわら保育誌や育児誌への寄稿、講演などでも活躍。『とことんあそんで でっかく育て』(世界文化社)など著書多数。