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柴田愛子 保育のホンネ 泣けちゃうときは泣いていい それがその子のあふれた思い

泣くことは、わたしたちが持って生まれた素晴らしい表現方法

最近では、家庭でも子どもを泣かせないようにする傾向があるようですね。大きな声で泣くと、近隣から苦情が来たり騒動になったりするケースもあるので致し方ないのでしょう。 だけどね、人間、泣けないのは辛いですよね。泣くのはわたしたちが持って生まれた素晴らしい表現方法で、特にあかちゃんの頃はそれが生きるための命綱。子どもにとっては自分の気持ちに直結している表現が「泣く」なのだと思います。

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お話をしてくれた人

柴田愛子

柴田愛子

1948年東京都生まれ。保育者。1982年元保育者の仲間3人で子どもに関わるトータルな仕事の場「りんごの木」を創設。「りんごの木子どもクラブ」で幼児保育を行うほか、造形、音楽などの教室を開設。保育のかたわら保育誌や育児誌への寄稿、講演などでも活躍。『とことんあそんで でっかく育て』(世界文化社)など著書多数。